12 1月 2016

ウォームアップは必要ですか?




新日本大学レスリング部で同期だった、武藤健司、蝶野正彦、橋本欣也の3人も、気が付けば48歳。
仕事もプライベートも毎日充実しているものの、自分の身体や健康について色々と気になることが。。。
そこで、表参道のパーソナルトレーニングスタジオ「PUREFITT」でトレーニングを始めた3人。
そのワンシーンを覗き見。

「この間もベンチプレスをハードにやって来たよ!」武藤健司は、いつも元気いっぱいだ。
「良いですね~!しっかり定期的に運動をなさっていて!」
ピュアフィットのパーソナルトレーナー・渡辺が答える。

「ところで武藤さんは、ご自分でトレーニングをする時にウォームアップはしていますか?」
「ああ、ストレッチ?やってないよ。トレーニングの前にストレッチするのは良くないって、何かで言っていて。」

「武藤さん、ウォームアップ=ストレッチングではありませんからね。ウォームアップは、あくまで身体や筋肉の温度を上げる、運動を始めるための準備です。必ず行ってください。
そしてストレッチングにも種類があります。仰るように、トレーニングや運動の前に筋を緩め過ぎてしまうと、力を発揮しにくくなる場合があります。ですからウォームアップにはウォームアップに適したストレッチングを行うと良いでしょう。」
「ウォームアップに適したストレッチ?」

つづく

8 1月 2016

機械的に食べている?




新日本大学レスリング部で同期だった、武藤健司、蝶野正彦、橋本欣也の3人も、気が付けば48歳。
仕事もプライベートも毎日充実しているものの、自分の身体や健康について色々と気になることが。。。
そこで、表参道のパーソナルトレーニングスタジオ「PUREFITT」でトレーニングを始めた3人。
そのワンシーンを覗き見。

「人って、お腹が空いてないのに食べる事がよくありますよね。業務的と言いますか機械的に、と言いますか。」
「え?どういう事?」渡辺の言葉に、橋本が不思議そうな表情を見せる。
「本来、お腹が空いていなければ食べる必要は無い。ですが、朝起きたら朝食。12時になったからお昼ご飯。19時になったから夕食。決まった時間に決められた通りに必ず食事。

果たしてお腹は空いているのでしょうか?お腹が空いていれば、もちろん食べるべき。
今、身体は栄養を必要としているか?あまり考えないですよね。」

「確かに考えてないなあ。そういうもの、という認識。」

「そうですよね。一般的にはそこまで考えて食事をしませんよね。(笑)これはあくまで私の私説ですから。
ですが、40歳後半という年齢なのですから、10代や20代の頃と同じ食事の仕方をしている方が不自然。
40歳後半の人には、その年齢に応じた食事の仕方があります。
つまりお腹がグ~っと鳴ってから食べる位でちょうど良い。
誤解しないで頂きたいのは、他の年齢や成長期の人、アスリートは全く別ですからね。」

5 1月 2016

食べ過ぎた翌朝は




新日本大学レスリング部で同期だった、武藤健司、蝶野正彦、橋本欣也の3人も、気が付けば48歳。
仕事もプライベートも毎日充実しているものの、自分の身体や健康について色々と気になることが。。。
そこで、表参道のパーソナルトレーニングスタジオ「PUREFITT」でトレーニングを始めた3人。
そのワンシーンを覗き見。

「いや~、お正月もいっぱい食べちゃいました!ハハハハ!」
年明け最初のパーソナルトレーニングの際の橋本の言葉。満足そうな笑顔に、ピュアフィットのパーソナルトレーナー、渡辺が仕方ない、と言った風に答える。
「まあ、お正月はどうしても、そうなっちゃいますよね。ですから橋本さん、今日から改めて取り組みましょう!」

「実は昨夜も吞んだ後にラーメンを・・・止められないですよね・・・」反省する橋本。
「なるほど、吞んだ後の締めは絶対なんですね。(笑)それではラーメンではなく、蕎麦にする、というのはいかがですか?カロリーも抑えられますし、何となく粋ですよね!(笑)」
「ああ、蕎麦ね。いいですね!」ちょっとした喜びを見付けた橋本。

「ところで橋本さん、昨夜吞んでラーメンを食べて。今朝、朝食は召し上がりましたか?」
「はい。いつも通り。ご飯とみそ汁と魚と・・・」
「今朝、お腹は空いていましたか?」
「ん~どうかな。いつもの流れで食べて来たな~。」
「昨夜遅くに食事をしたのですから、まだお腹が空いていない事もありますよね。それに腸には食べ物が残っているでしょう。そこにまた食事をしたら、それは食べ過ぎ。腸が休まず働いていて負担が大きいんですよ。腸の調子が良くないと、身体の色々な所に悪影響が出る事もあります。昨日、食べ過ぎたと思ったら、朝食は抜いても良いでしょう。プチ断食です。」

つづく

30 12月 2015

良い姿勢とは?




「へえ~、こういうジムなんですね。」初めて来るパーソナルトレーニングスタジオに蝶野正彦はちょっとした感動を覚えた。
「はい、完全プライベートシステム。プライバシー重視です。他のお客様とお顔を合わせる事はありません。」ピュアフィットのメインパーソナルトレーナーの渡辺が案内する。
「私は神経質なもので、トレーニングしているのを人に見られるのが嫌なんですよね。」
「そういう方にも安心してトレーニングして頂けるのが、ピュアフィットです。(笑)」

最初のカウンセリングで、蝶野は今の悩みを話す。
「何しろ体力が落ちて来て。。。疲れが取れないんですよ。若い頃と同じ、とは言わないまでも、このままではさすがに良くないな、と思いまして。」
礼儀正しい、律儀な性格が表れている話し方だ。
「なるほど。解りました。ところで蝶野さん、姿勢があまり良くないですね。」
「あ~、やっぱり。自分でもそう思います。ですが、なかなか。。。肩凝りも酷いんですよ。」
姿勢が崩れいると、それだけで老けて見える事も。楽なようでいて、実はバランスが整っていないので疲れやすかったり。そもそも、“良い姿勢”というものをご存知ですか?」
「“良い姿勢”・・・?」
「はい、意外とご存知無い方が多いですよね。”良い姿勢”とは・・・」

28 12月 2015

なかなか疲れが取れなくて・・・




(ようやく今年の仕事納め。もう今年も終わりだな。毎年毎年、本当にだんだん早く感じる。
特に今年は激務!・・・なのか・・・体力が落ちたのか・・・疲れが取れない。若い頃とは違うのかな、というのを感じる。)
クロダコーポレーションの営業本部次長、蝶野正彦は、なんだかくたびれた様子。眉間にはしわが寄っている。この規模の会社の、この立場は心身共にストレスが大きいのだ。

(先日の新日本大学レスリング部同期の吞み会が忘れられない。あの連中とは本当に楽しい時間を過ごせる。中でも船木は若いな。同期の中でもアイツが一番若く見えるのは、やはり身体を動かしているせいだろうか。彼はそう言っていたけど。)

(一番老けて見えるのは?・・・俺か?)

(船木が言っていたパーソナルトレーニングスタジオ、ようやく行けるよ。場所は表参道か。)

年の瀬の迫った12月のある日、蝶野は表参道のパーソナルトレーニングスタジオ「ピュアフィット」の門を叩いた。

つづく

25 12月 2015

変形性膝関節症って?




「それでドクターには診せたのですか?」
「いや~、診せてないんだよね~。それに、今の季節のように寒くなると余計に痛みが増す。。。」
「一度、病院で診てもらうと良いでしょう。“変形性膝関節症”にもなりかねませんから。」
「なんですか?それ?」あまり聞いた事の無い言葉に武藤が疑問に思うのも当然。
ピュアフィットのパーソナルトレーナー、渡辺が続ける。
「関節には軟骨というものがあります。簡単に言うとそれがクッションになって、関節がスムーズに動きます。ところが、ケガをした影響や加齢に伴って、その軟骨が擦り減って行ってしまう。武藤さんの膝は、以前、半月板をケガしたのでしたね。」
「そうそう。」
年齢を重ねると、軟骨が擦り減ったり骨が変形したりして、それが痛みとして現れたり動かしにくくなったりする事があります。さらにぶつけたり、転んだりといったような衝撃が加わると、より痛みが増加する事も。原因は歩き方や姿勢など日常生活の様々な事も影響すると考えられます。」

「それで、どんなエクササイズをすると良いんですか?」
「レッグエクステンション。」
「普通ですね。(笑)」特別なエクササイズを期待していた武藤は、ちょっと拍子抜け。
「(笑)でも、やり方を少し工夫します。通常は、つま先を真上に向けて行いますが、武藤さんの場合は、こんな風に・・・」

23 12月 2015

スクワットは良くないの?




「この歳でさ!ベンチプレスの挙上重量がまた少し増えたんだよ!」と興奮気味に話す武藤。
自分のトレーニングを本当に楽しそうに話す。まるで少年のような目。きっとこれがこの人の魅力なのだろう。
「でもさ、スクワットはダメでさ。重いウェイトを担ぐと、実は膝が痛いんだよね~。」
ピュアフィットのパーソナルトレーナー、渡辺が訪ねる。「どのような痛みですか?」
武藤が症状を話す。

・・・・・・・・・・

「そうですか。武藤さん、それなら今はスクワットを控えた方が良いですね。」
「え!?でも新日本大学レスリング部のコーチだった山木小鉄さんは、『足が痛いのは、足のトレーニングが足りないからだ!』で言ってたよ?」
「それは、いわゆる昔ながらの根性論!根拠がないですよね(笑)。いや、私はそういうのも大切だと思います!でも武藤さんの現状では、スクワットは控えるべきです。」
「筋肉を鍛えると良いんじゃないの?!」
「はい、筋肉は鍛えましょう。但しスクワットではなく、別のエクササイズで。誤解して頂きたくないのですが、スクワットはとても良いエクササイズですよ。大変お勧めです。しかし、“今の武藤さん”の状態では別のエクササイズが適しています。」
「ああ、別のエクササイズ。俺に合ってるエクササイズ。だから“パーソナルトレーニング”なのか。」

つづく

21 12月 2015

気になるのは、膝の痛み




(いよいよ今年も終わりか。ホント早いな~。年々早くなって行く。)
独立して2年半。株式会社シャイニング社長の武藤健司は、深夜のコールドジムでのトレーニングをやり終えると、一人感慨にふけっていた。

(それにしても膝が痛いな。)

よく、経営者は孤独だと言う。武藤も、(若い社員を引っ張って行くためには、自分自身がしっかりしていかなければならない。)と常々思っていて、トレーニングも心身を鍛える手段のひとつだと考えている。

(何だかいつも膝が気になる。)

元々は、新日本大学レスリング部に所属。トレーニングは嫌いではない。というよりむしろ現在の趣味。最も打ち込めるものなのだ。いわゆる“マッチョボディ”の持ち主。特に上半身はしっかりと筋肉が付いてハリがある。

(この膝、どうにかならないかな。やっぱり自己流のトレーニングは限界があるのかな。)

(そう言えば、この間の新日本大学レスリング部同期の吞み会で船木が言っていたな。彼が行っているジムはコンディショニングもやってるとか。確か表参道。)

 

1週間後、武藤は表参道のパーソナルトレーニングスタジオPUREFITTの門を叩いた。
担当するのはメインパーソナルトレーナーの渡辺。

「なるほど。膝は以前ケガした事があるんですね。」

「そうなんですよ。レスリングをやっていた頃に。半月板とか言うのをやっちゃって。」

 

つづく

18 12月 2015

死の四重奏




「そもそも肥満はなぜ良くないんですか?ま、見た目が・・・というのはあるよね。ハハハハ!」

橋本欣也は、素朴な疑問を尋ねた。軽い気持ちだった。

ピュアフィットのパーソナルトレーナー渡辺純が真顔で答える。

肥満は、病気ではありませんが、普段の生活習慣が原因になって、高血圧症や糖尿病、脂質異常症などを引き起こす恐れがあります。そして気付かないうちに動脈硬化となり、それが狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血へとつながります。」

(そうか、考えた事もなかった。。。)

「肥満症、高血圧症、糖尿病、脂質異常症を併発すると、”死の四重奏”とも呼ばれているんですよ。」

「え!?”死の四重奏”!?」

「でも、運動するに当たっては、そういう事ばかりを気にしていると何だか暗くなってしまうかも知れませんから、楽しんで行きましょう!(笑))」

「それは大丈夫!もともと楽天的だから!ハハハハ!」

「”出来なかった事が、出来るようになる”。トレーニングをするという事は、そういう事ですよね。誰でも、いくつになっても”出来なかった事が出来るようになる”のは楽しいものです!(笑)。」

 

こうして、橋本欣也のパーソナルトレーニングが始まったのでした。

 

15 12月 2015

やっぱりダイエット!




12月の2週目、株式会社ゼロワン機器の営業マン、橋本欣也は毎日のようにお得意様との忘年会が続く。

(また、体重が増えた。。。仕事の相手なので、断る訳にも行かず。。。身体を動かさないとな~。。。)

1日に2件ならまだしも、時には1日3件というケースも。

(健康診断では、毎年メタボリックシンドロームと判定されちゃうし。。。やっぱりダイエットか。。。)

元来、食べるのも吞むのも好きな橋本、当然食べ過ぎ&吞み過ぎが続く。

(ホントに身体が重くなった。。。100kg超えはさすがにヤバいよな~。。。運動しなきゃな~。)

仕事絡みなので、気も遣う事も多い。そのストレスからか、つい暴飲暴食。。。

(そう言えば、先日の新日本大学レスリング部同期の吞み会は楽しかったな。やっぱりアイツらとは仲間。会うと元気が出るし刺激がある!・・・そうだ、船木の言ってたパーソナルトレーニングとかっての、行ってみようかな。確か、表参道だったな。)

 

1週間後、橋本は表参道のパーソナルトレーニングスタジオPUREFITTの門を叩いた。

最初に行うのはカウンセリング。担当するのはメインパーソナルトレーナーの渡辺だ。

「なるほど。目的は減量という事ですね。」

「そうなんです!20kg減らしたいんですよ!ハハハハ!」豪快な橋本の笑い声が響く。

「いつまでに、というような目標はありますか?」

「なるべく早く!1ヶ月位かな!ハハハハ!」恰幅が良い、と言えば聞こえが良いが、いわゆる肥満体型で、声が大きい。

「お気持ちは解ります!でもそれはちょっと無理がありますね。急激な減量は身体に負担が掛かり過ぎます。」

「やっぱり!そう旨い話はないか!ハハハハ!」この男は本気で減量をする気があるのか・・・?それとも楽天的なのか?

「仮にそのペースで減量したとしても、すぐに元に戻ってしまうでしょう。いわゆるリバウンドです。」

「あ~、よく聞きますよね。でも、それってどういう事?」

「人には、ホメオスタシス(恒常性)というものがあって・・・」

 

つづく